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2022.12.26

株式会社タカフジに共同投資を実行

【しこく創生2号ファンド】

株式会社タカフジに共同投資を実行

 四国アライアンスキャピタル株式会社(本社 愛媛県松山市、代表取締役社長 竹田 雅弘、以下「SAC」)が管理運営するしこく創生2号投資事業有限責任組合(以下併せて「弊社」)は本日、ニューホライズンキャピタル株式会社(本社 東京都港区、代表取締役会長 安東 泰志)が管理運営するニューホライズン4号投資事業有限責任組合(以下併せて「NHC」)と共同で、株式会社タカフジ(本社 大分県大分市、代表取締役社長 佐藤 隆彦、以下「タカフジ」)への投資を実行致しましたのでお知らせします。

 タカフジは、1989年の創業以来、地元である大分県を中心に大型プラントの機械据付、鋼製加工品・配管製作及び各種総合メンテナンス工事を手掛けてきました。近年はバイオマス発電プラントの建設・運営、バイオマス燃料(木質チップ・PKS(パーム椰子殻))の供給事業等、祖業であるプラント工事事業から派生する形で、その規模・業容の拡大を続けております。

 気候変動危機の要因の一つとして挙げられる温室効果ガスの排出量削減が喫緊の課題と認識されて久しく、いまや120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」を目標に掲げております。日本政府も2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言しており、その達成に向けた多くの成長戦略と具体的な施策において、プラント建設が重要な役割を果たすことが見込まれています。こうした趨勢の下、弊社は環境関連プラントの設計と建設、運営にかかわる豊富な実績とリソースを有するタカフジには更なる成長が期待できると判断し、株式上場も選択肢の一つに見据えて、今回の投資実行に至りました。

 またタカフジは、大分市内及び近隣自治体の下水処理場から発生する下水汚泥からバイオマス燃料を製造する事業や、林業従事者から間伐材を収集してバイオマス燃料として活用する事業、その他、地熱を利用した低コストな農場運営事業等、資源の二次活用を実用化する事業を推進しております。こうした取り組みは、環境負荷の低減と循環型社会の実現を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」の推進に大きく貢献しており、本件投資を実行することは大きな社会的意義があるものと考えております。

 弊社はタカフジの全役職員及びNHCと一丸となって、組織の充実や経営管理機能の一層の強化等に取り組むことで、同社の企業価値向上に尽力する所存です。

 なお、新組織体制としては、代表取締役は佐藤隆彦氏が続投し、弊社及びNHCから新たに取締役及び監査役数名を派遣する予定です。


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